三重県での注文住宅の新築であれば、まずは適当な土地を探す必要がありますが、ひとりで広告やチラシなどをもとにして、適当な土地がないかどうかを確認していくというのは、なかなか手間がかかるものです。そこで、まずは三重県内にある不動産会社に相談をして、適当な土地を探してもらうということが求められます。
三重県内にも不動産会社はいくつもありますが、地元で長年にわたって営業をしており、信頼がおける不動産会社であれば、土地探しのほうも円滑にすすむ可能性が高いといえるでしょう。不動産業というのは都道府県知事からの免許を受けて行っているものですので、この免許には定期的な更新がつきものとなっています。不動産会社が店頭に掲げている免許番号を見れば、そこに括弧書きで更新された回数が数字で表示されているはずですので、信頼性を示すめやすとなります。地元の不動産会社であれば、その地域のさまざまな情報を把握していますので、条件さえ提示ができれば、ふさわしい土地を見つけてきてくれることでしょう。
条件に関しては、たとえば、駅や学校、スーパーマーケットなどからの距離、世帯構成から考えられる注文住宅のだいたいの間取りや面積、土地にかけることができる予算の枠、希望するエリアなどが考えられるでしょう。三重県内では都市化がすすんでいるためあまり心配する必要はないかもしれませんが、上水道、下水道の整備状況なども、こうした土地の条件として加えてもよいかもしれません。
そのほかにも、地元ということではなく、全国展開をしているような不動産会社に相談をしておいたほうがよい場合もあります。地元の不動産会社は、どうしてもその地域に限定した情報にかたよりがちとなってしまいますが、三重県内といってもかなり広大なエリアが対象となりますので、全国展開をしている不動産会社のほうが、広い視点からの土地探しができるのです。全国展開をしている不動産会社であれば、土地の売買情報をインターネットを使って即時に掲載するというサービスも充実していることがふつうですので、そうした面でも便利であるといえます。
どちらの不動産会社がよいかということではなく、両方のタイプの不動産会社に声をかけて、適当な土地の情報を提供してくれたほうと取り引きを継続するということも、アイデアとしては考えられるところです。ただし、あまりにも多くの不動産会社に相談をしてしまうと収拾がつかなくなることがありますので、数社程度にとどめておくとよいでしょう。